この記事では『ゆきうさぎのお品書き』の
- 完結情報
- 読む順番
- あらすじ
- おすすめポイント
についてネタバレなしでまとめています。
食べることが楽しみになる小説です!
食べ物系小説が好きな人は、ぜひお手に取ってみてください。
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズの基本情報
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズの基本情報についてまとめます!
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズは完結している?
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズは2020年6月24日に完結しています!
著者
小湊悠貴(こみなと ゆうき)
文庫
集英社オレンジ文庫
本屋さんに行くと、蛍光オレンジの背表紙が圧巻です!
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズ全部で何冊?
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズは全部で10冊です。
読む順番は?
読む順番は以下の通りです。
1巻、2巻と書いていないのでサブタイトルを参考にしてください!
- ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが
- ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷イチゴ
- ゆきうさぎのお品書き 熱々おでんと雪見酒
- ゆきうさぎのお品書き 親子のための鯛茶漬け
- ゆきうさぎのお品書き 祝い膳には天ぷらを
- ゆきうさぎのお品書き あじさい揚げと金平糖
- ゆきうさぎのお品書き 母と娘のちらし寿司
- ゆきうさぎのお品書き 白雪姫のやきりんご
- ゆきうさぎのお品書き 風花舞う日にみぞれ鍋
- ゆきうさぎのお品書き あらたな季節の店開き
ゆきうさぎのお品書きのあらすじは?
主人公、碧はある事情から食が細くなってしまい、倒れてしまったところを小料理屋を営む青年、大樹に助けられる。
彼の作る料理や食べっぷりに心惹かれた碧は、アルバイトとして雇ってもらうことに。店に訪れる人々と食事のひとときを彩るゆきうさぎの料理があたたかな輪を広げていく。
引用元:『ゆきうさぎのお品書き』1巻のあらすじより
碧とゆきうさぎの店主、大樹2人の関係にも目が離せない物語。
お客さんの成長や心情変化が描かれるほっこり小説です!
料理を食べた人の変化や成長、心情描写に重きを置いて、繊細に表現されています。
内容は短編集がぎゅっと詰まっていて、さくさくと読み進められます。
『ゆきうさぎのお品書き』おすすめポイント2選!
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズを10冊読破してみて、おすすめポイント大きく分けて2つです。
- 表紙のイラストがとても綺麗
- 登場人物とお料理のあたたかさ
1つずつご紹介していきます。
おすすめ①表紙のイラストがとても綺麗
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズの表紙は、
イラストがめちゃくちゃ綺麗!
です。
初めて本屋さんで見つけたときの第一印象はこの1つに限ります。
『ゆきうさぎのお品書き』の出会いは近所の本屋さん♪
本棚には8巻、『ゆきうさぎのお品書き 白雪姫の焼きりんご』だけがぽつんと置かれていました。
たまたま『ゆきうさぎのお品書き』の8巻を手に取って、
このおいしそうな本(?)は何?!
と1人本屋さんで興奮してしまいました笑
まさに、本に一目ぼれした瞬間です。
表紙を見るだけで、「この本はどんな内容なんだろう」ってわくわくします。
こんな素敵なイラストの料理が出てくる小説なんて、期待が膨らみます!
小説を読んでいるときは一層、想像力が高まって楽しくなりますね。
表紙の料理はこのシーンか…!
と文章を読みながら表紙をちらちらとめくります…
思わずブックカバーを外してでも、表紙のイラストを確認したくなる魅力があります!
おすすめ②登場人物とお料理のあたたかさ
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズの魅力は何といっても、
登場人物とお料理のあたたかさ
です。
完結にまとめると、「料理と人を結びつけるあたたかさが最高!」という一言につきます。
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズは短編集で構成されて、たくさんの登場人物がでてきます。
1人1人の人物は、年齢も仕事も性格もさまざまで、まさに十人十色です。
それぞれの生活や人生、物語があります。
けれど、どんな人でも「ご飯を食べる」という行為は必要不可欠です。
小料理屋ゆきうさぎの料理を通して、どんな人でも前向きになれる勇気がもらえます。
ゆきうさぎはホッと一息がつける場所。
落ち込んでいた人も、悩んでいた人も、どんな人も元気になって送り出してしまうあったかさがとても魅力的です!
『ゆきうさぎのお品書き』はこんな人におすすめ!
『ゆきうさぎのお品書きシリーズ』はこんな人におすすめです!
- 食べ物系の小説が好きな人
- のんびり、ほっこり系が好きな人
- 初々しい恋愛小説が好きな人
上記の項目に当てはまる人はかなり楽しんで読めると思います!
シリアスな展開やどろどろとした恋愛要素は出てきません。
心穏やかなあったかさを十二分に満喫できる作品です。
また、
小説10巻はちょっと長いかも…
と感じる人もいると思います。
けれど、実際に読んでみて、10巻はあっという間でした!
もっと2人のこれからを見たかった…!
と余韻が残るくらいさくさくと読めてしまいました。
2人がこれからどうやって人生を歩んでいくのか、気になるところで終わっています。
2人の先がどうなるのか、続編や短編小説を追加してほしいくらいです(笑)
巻数が多くてためらっている人は、ためしに1巻だけでも読んでみるのがおすすめです。
あるいは、漫画版もあるので、こちらを読むのもありだと思います。
こちらは、9冊で完結済みです。
『ゆきうさぎのお品書き』シリーズ:まとめ
今回の記事では、小湊悠貴/著『ゆきうさぎのお品書き』シリーズについてまとめてみました。
ほっこりあたたかなお話が大好きな人にとてもおすすめな小説です。
また、主人公の碧と小料理屋ゆきうさぎを営む青年・大樹の初々しい恋にも目が離せません!
あたたかな世界とお料理に癒されたい方はぜひ、『ゆきうさぎのお品書き』シリーズをお手に取ってみてはいかがでしょうか?
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